ヴァイオリン・ヴィオラ デュオコンサート


Program


   

モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調K.423

J.S.バッハ:無伴奏バイオリンソナタ第一番 ト短調

ハルヴォルセン:ヘンデルの主題によるパッサカリア

J.S.バッハ:コダーイ編曲 半音階的幻想曲(ヴィオラソロ)

モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 変ロ長調K.424


                                        

堀米 ゆず子 (ヴァイオリン)

 5歳からヴァイオリンを久保田良作氏のもとで始め、1975年より江藤俊哉氏に師事。1980年桐朋学園大学卒業。1980年エリーザベト王妃国際音楽コンクールで日本人初の優勝を飾る。以来ベルリン・フィル、ロンドン響、シカゴ響、クラウディオ・アバド、小澤征爾、サイモン・ラトルなど世界一流のオーケストラ、指揮者との共演を重ねている。

世界中の音楽祭に数多く招かれ、その中にはアメリカのマールボロ音楽祭、クレーメルの主宰するロッケンハウス音楽祭、ルガーノアルゲリッチ音楽祭(スイス)、フランダース音楽祭(ベルギー)などがある。室内楽にも熱心に取り組んでおり、これまでにルドルフ・ゼルキン、アルゲリッチ、ルイサダ、クレーメル、マイスキー、今井信子、メネセス、ナイディックなどと共演している。

日本においては、2003年から06年にわたりピアニスト児玉桃と取り組んだモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集、2007年から3年にわたりピアノのアブデル・ラーマン・エル=バシャとのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏、2006年から2010年の5年間行った「堀米ゆず子ヴァイオリンワークス“音楽の旅-叙情を求めて”」などのシリーズ企画が高い評価を得ている。このシリーズは、ライヴ録音によりCD化もされている。

また、かつて評価の高かったシャンドール・ヴェーグ指揮カメラータ・ザルツブルク室内管弦楽団とのモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集(2枚組)、エリーザベト王妃国際コンクール優勝時のライヴ録音(シベリウス:ヴァイオリン協奏曲他/2枚組)のCDが復刻、新譜としては、フランスでニース交響楽団と録音したラロ:ヴァイオリン協奏曲集、ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集が全世界で発売されている。

201012月にはBS-TBSのドキュメンタリー番組「未来へのおくりもの」でその幅広い活動が紹介され話題を呼んだ。

現在、ブリュッセル王立音楽院教授。

使用楽器は、ヨゼフ・グァルネリ・デル・ジェス(1741年製)。

公式ホームページ:http://www.palp.com/yuzukohorigome/



ロジャー・チェイス(ヴィオラ)

ロンドン生まれ。王立音楽院でバーナード・ショアに師事。カナダでは、スティーヴン・スタリクに学ぶ。伝説のヴィオリスト、ライオネル・ターティスのもとで短期間だが仕事をした。現在、ターティスが使っていたヴィオラ〈モンタニアーナ〉で演奏をしている。

プロムスのソリストとしてロイヤル・アルバート・ホールでイギリス室内管弦楽団と演奏したほか、イギリス国内、ヨーロッパ各地、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、中東、インドなどの主要オーケストラと演奏。また、スヒールモーニクオーフ(オランダ)、コンソナンス(フランス)、カサルマジョーレ(イタリア)、ボウドイン(北米)などの国際音楽祭に招かれて演奏している。

ナッシュ・アンサンブルのヴィオリストとして20年間在籍したほか、ロンドン・シンフォニエッタ、エステルハージ・バリトン・トリオ、カルテット・オブ・ロンドン、ハウスムジーク・オブ・ロンドン、ロンドン室内オーケストラでも演奏。

DuttonレーベルからMichiko Otaki(ピアノ)との共演でCDがリリースされている。アーノルド・バックス、アーサー・ブリス、ヴォーン・ウィリアムズ、ベンジャミン・デイル、スタンレー・ベイト、W.H. ベル、エドムンド・ルブラなどの希有な作品、デリウスのソナタ、ターティスが編曲したアイルランドのソナタなどが録音されている。最新のCDは、ブラームスの3つのソナタを録音したもので、Centaurレーベルからリリースされている。また、ナクソス・レーベルからリリースされている“The Virtuoso Viola”には、アーサー・ベンジャミン、ジョルジュ・エネスク、ジョゼフ・ジョンゲン、ヴュータン、パガニーニ、コダーイ編曲のバッハ、クライスラー、バーナード・ショアが録音されている。

ロジャー・チェイスは、王立音楽院、ギルドホール音楽学校、王立ノーザン音楽院、オベーリン大学などで後進の指導にあたってきて、現在はシカゴのルーズベルト大学で教えている。ナショナル・ギャラリー、プリンストン大学、クリーヴランド、ボストン、トロントなどで、ライオネル・ターティスから多大な影響を受けて作られた作品のリサイタルを開催してきている。